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蛍原さんより、ふかわさんより、ビートルズより早く、マッシュルームカットをやったのはおそらくこの方、司馬遼太郎先生だろう。
今年のNHK大河ドラマ、『功名が辻』の原作者だ。 もう、没後十年になる。 十年前は、まだ先生の本を読んだことがなかった。 おそらく、私が最初に読んだ先生の著作が『功名が辻』である。 六年前、父が亡くなった時に、父の部屋からもらってきて読んだ。 その二、三年前から吉川英治先生の歴史物を読み始めていたが、司馬先生にはまだ手を付けていなかった。 『功名が辻』を手始めに、次から次へと読んで行ったけれど、まだまだ膨大な未読の著作がある。 今読んでいるのは、『十一番目の志士』という、幕末の刺客の話。 めっぽう面白い。 先生の著作には、戦国物と幕末・明治物が多いが、私としてはなんといっても後者が面白い。 『竜馬が行く』 『燃えよ剣』 『坂の上の雲』 それから、中国史物だが、 『項羽と劉邦』 このあたりが私の最も好きな作品だ。 なんたって、司馬先生は凄い。 偉大。 「もっと早くから読んでりゃよかったなあ」 と、久し振りに会った大学時代の同級生と話したことがある。 彼も、割と最近になってから司馬先生にはまったらしい。 男は歳をとると歴史に興味を抱くようになると、昔から耳にはしていたが、実際そのとおりだった。 でも、本当のところ、史実そのものを知りたいというよりも、その歴史を織りなした登場人物達が、何を考えて、何をしようとしていたのか、そこのところが男達は知りたいのだと思う。 それこそが、司馬先生の興味の全てでもあったらしい。 歴史上の彼らの生き様を己の生き方のヒントとしたいという、そういう思いが皆、強まってくるのだと思う。 みんな、真面目なのだ。 という本日のお話も真面目。
by onikobu
| 2006-04-11 02:04
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